掲載開始時期:2021年6月
業態:単価1万円~日本酒のペアリングが楽しめる西洋料理
掲載エリア: 西新宿
掲載期間:1か月(30日)
募集要項:正社員の中途採用
料理長候補月給35万円~ / 調理スタッフ月給28万円~ / 調理補助スタッフ月給28万円~ / 月6~8日休み / 試用期間1か月(変動無) / 固定残業33~36時間含む
職種:①調理スタッフ ②調理補助 ➂料理長候補 の合計3職種
応募資格:調理経験が2年以上ある方 (業態不問)
応募獲得数:8応募(正社員)
採用数:正社員1名
採用内訳: 洋食経験のある30代・調理スタッフ
採用単価:124,800円【正社員のみ)
上記は1媒体のみでの実績となります。
不動産事業を経営する企業の飲食初事業でのオープニング募集という内容でした。
飲食専門媒体にて1か月掲載した結果、調理スタッフ1名の採用を実現。
求める人物像のハードルが比較的高く、応募母数を獲得するより、ピンポイントでの募集事例
となりました。
総合媒体にて4月から2か月間掲載するも、調理スキルのある人物像からの応募がなく、7月オ
ープンに間に合わないと困っていた背景から飲食専門媒体にて掲載しています。
一番難しかったのが経験値のある調理人が欲しいという一方で、外部のベテランシェフが料理
メニューを考えるため、オペレーションが決まってしまっているという点です。
経験のある料理人は自らのスキルを活かしたいという要望が強く、オペレーションの固定、料
理開発ができない=”自由度が少ない”となると、入社したいと思ってもらえません。
そこを上手く表現し、求める人物像を一人採用することができました。
【募集のポイント】
1.ターゲットを絞った原稿内容
ご依頼いただいた店主様が求める人物像として掲げていたのが「西洋料理の経験がある」「30代若手」「客単価1万円コース料理の調
理ができる」という3点です。
特に3つ目は料理長が外部シェフで、常にお店に居る訳ではないため、オペレーションは固定されているものの
基本的には一人で料理を振る舞わなければなりません。そのため、即戦力となる人物が必要でした。
原稿では上記3点の属性を持つ求職者が働きたくなるように文章を書いております。
30代は将来独立を考える大事な時期となるケースが多いため、「技術を学べる」「業界人との人脈を作れる」という2点を
強調しました。
2.仕事内容の記載工夫
今回、外部シェフの経歴を明かしてはいけないという条件付きでした。
調理希望の求職者はシェフの経歴を重要視するため、ここが一番難しい点となります。
また仕事内容は当初、シェフの考案したメニューをマニュアル通りに調理する、仕込みをするという内容で調理人が
働きたいとは思えない内容でした。
そこでまずは業務内容を「スーシェフ候補として活躍をお願いします。今までの経験とスキルを発揮してください」
とシンプルに記載。
また原稿に書ける範囲で『某有名シェフ』のイタリア料理店での修行、その後ニューヨークへ渡米し日本食レストランの
料理長を務めたことを記載します。
最後にその有名シェフの洗練された技術を自分のものにしてください!という風に締めました。
お客様の要望と求職者の要望の塩梅を見つけたことで 質の良い応募を獲得することができています。
今回成功した大きな要因は上記2つです。
お客様の要望をそのまま原稿に反映してしまうと、求職者が働きたいと思ってくれないケースがあります。
どういう原稿のお店が採用成功しているかを知っている立場から、お店側の要望を取り入れつつも、
あくまで応募を獲得するための原稿作成が大事となる事例でした。