その➂ 【効果が出る求人原稿とは?】原稿差別化編

【前書き】

本日は効果的な求人広告を打ち出すための要素となる『原稿のオリジナリティ』

について解説します。

最初に原稿作成において、よくある落とし穴を説明します。

原稿を作るまでの流れとしては

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募集要項の原稿ヒアリング

ヒアリング内容をもとに求人媒体側のプロのライターが原稿作成

※企業によっては独自に作成

1週間程度で仮原稿完成

企業側の原稿確認および修正

公開

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企業の多くはプロのライターが作成するということに安心感があり、

『プロが作成した原稿ならば求職者に文章が響き、応募もたくさん来るだろう』と

考えることが多いかと思います。

しかし、ここに落とし穴があります。

ライターというのは募集要項のヒアリングをした担当から聞いた話や言葉を、

そのまま上手く文章に書き出すことに特化しているという点です。

言い換えると、

原稿ヒアリング担当が企業の良さを引き出していないと、プロのライターであっても

決して良い原稿は作れないのです。

どんなに優秀なライターであっても、元となる情報がなければ、原稿は書けません。

ただし情報が少なくても原稿作成納期がありますので、

いわゆる『どの企業でも』『どの業態でも』『どのお店でも』も

当てはまるテンプレート文章で求人原稿を完成させます。

求人サイトで、下記のような表現を見たことがないでしょうか?

・好待遇で働きやすい

・スキルが身に付きます

・リーダーポジションが空いてます 

これはいわゆるテンプレート文章というものです。

そうすると、原稿を見た際はどの企業にも当てはまりやすい文章なので

違和感はなく、原稿バッチリ!と思い、掲載に踏み切ってしまいます。

ですが

”テンプレート=誰にも響かない”という風に認識した方が良いです。

だからこそ、そのお店、その企業、そのスタッフでしか表現できない

”オリジナリティ”が大事になります。 

オリジナリティがないと、下記のような問題が発生します。

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➀求職者が文章を読まない

⇒読まなくても、書いてあることが他の求人原稿とほぼ同じだから

②応募はあったものの、音信不通の求職者ばかり

⇒応募した求人に興味が少ないため。

➂とりあえず応募しようという数打ちタイプの求職者から応募が来る

⇒応募した企業やお店に興味がないため、面接キャンセル率が高まる

④他企業と差別化できず、給与額や待遇面のみで他社比較される

⇒給与と待遇が少しでも悪ければ応募が全然入らない

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この問題を極力減らすためには、興味付けとなるオリジナリティが必須となります。


【オリジナリティとは】

オリジナリティとは、すなわち”具体性”です。

原稿作成をする上で、

原稿ヒアリング担当から下記のような質問をされたことがないでしょうか?

『入社するメリットや強みはありますか?』

その際は

・経営ノウハウを学べる

・成長スピードが速い

・実力次第で昇給がどんどんできる

・独立支援ができる

・調理の技術や接客スキルを磨くことができる 等々 

答えたかもしれません。

ただし、ここでヒアリング担当者が深堀りをしなければ、

上記回答は”どの企業、どの店舗でも書いてあること”になってしまいます。

その結果、求職者からすると「また同じこと書いてる」程度にしか思いません。

だからこそ、ここで重要なのがいかに”具体性・具体例”を付け加えるかです。

この具体性・具体例がオリジナリティに繋がります。


【具体例】

下記は具体例の一部となります。

「調理スキルが身に付く」

よくある原稿NG例 

※客単価1万~1.5万円・銀座の和食店を仮とします

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■料理人としてスキルアップできる環境です!
経験豊富なスタッフのもとで、繊細な和食の技術をしっかりと学んでいただけます。
調理スキルはもちろんですが、上質な空間でのおもてなしのスキルも、働きながら身に付く環境です◎

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⇓    

具体性のある書き方

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■~歴〇〇年の料理長のもとで自然とスキルが養える環境です!
当店の料理長は~~エリアの客単価2万円の高級店(具体的な店名を出すと良い)で、
〇〇年修行を積みました。
自ら季節の素材を活かしたメニュー考案を行ったり、さまざまな〇〇の有名店へ視察に行ったり、食材は自ら〇〇の生産者へ訪問した上で厳選したもののみを利用しています。
そんな経験豊富で生産者との繋がりも深い料理長のもとで繊細な和食の技術を学んでみませんか?

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私の場合は、料理長の経歴を聞く場合が多いです。

ヒアリング内容を具体的に伝えるために店名を公表して書きます。

そうすることで

・入社したら本当にスキルが身に付きそう!

・将来独立するための経験を積めそう!

・この料理長の下で学んでみたい!

・もしかしたら生産者との繋がりを持てるかも

と感じてくれるからです。

求職者が入社メリットを感じてくれます。

もう一つ例を上げてみましょう。

「実力次第で昇給がどんどんできます」だと

よくある原稿NG例 

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・裁量が大きく活躍のチャンスがある
責任者のポストや新店立ち上げにも積極的に関わっていただけます。
飲食業界でキャリアを形成したい方はチャンスです!

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⇓    

具体性のある書き方

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★リーダーポジンションも狙える「成長性」
10月下旬/〇エリア 『業態名』
12月/〇駅 新業態『業態名)』
年内にも2店舗出店が決定!当社では年間で平均〇店をコンスタントに出店しておりますので
重要ポストは今後もどんどん増えていきます。
またホールスタッフとして活躍後にキッチンへ転向し、現在は現場の意見を取り入れながら商品開発に関わるスタッフなど、入社後も複数のキャリアパスがあり、自分のやりたいことに沿って仕事ができます!

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1つ目のポイント

具体的に出店がこの月とこの月に決定しており、リーダー職のポストがあるため

求職者のやる気や経験スキル次第では、実際にリーダー職へ就くことができることを示唆して

います。

2つ目のポイント

成長性という言葉が企業の成長ではなく『自分のための成長へ繋がる』と示唆しています。

入社後にやりたいことが変わったら、ジョブローテションも可能という利点を示してます。

転職はリスクが伴い、なかなか踏み切れません。

そんな中で社内で仕事内容を変えられるのであれば、大きなメリットを求職者は感じてくれま

す。

このようにより具体的な内容を記載することで、

求職者は入社した際の姿をイメージすることができます。

訴求ポイントを端的に書いてある企業が多いですが、具体的に書くことをお勧めします。


転職活動に積極的な求職者ならば1日に数十件~100件程度は求人募集を見ているはずです。

その中で、他の企業に埋もれることなく

「この企業は楽しそう」

「このお店で働いてみたい」

「このお店で働いたら、将来役立つスキルが身に付きそう」

などなど、求職者に魅力を感じてもらうことが大切です。

私の肌感覚ですが100社あれば、その内の90社は他と似たような原稿で掲載をしているため、

よっぽどカフェ・イタリアンでない限りは応募数は乏しいです。

逆を言えば、100社の1割に入ることさえできれば、差別化ができるため

他社の2倍、3倍と応募獲得も見込めます。

しっかりと原稿作成をする時間が重要となります。

掲載料だけ数十万、数百万とかけても原稿が悪ければ効果不良になります。

自社の求人原稿は”オリジナリティが出せてるか?”ということを見返し、

少しの改善が採用成功へつながります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ご質問がある際は下記フォームよりお問い合わせいただけます。


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