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前書き
この記事ではフードデリバリーでの注文単価について触れていきたいと思います。
プラットフォームを利用すると、売上金から手数料が30~44%前後が差し引かれる訳ですから、
必然的に店内提供価格よりもデリバリー商品価格を上げる必要性があります。
ただし価格を上げすぎたら注文が入りづらくなることが予想されるし、価格が低ければ手元に残る利益が少なくなるし…具体的に価格帯はいくらで設定すべきなのかとみなさん気になられてると思います。
※高価格帯の弁当販売などで実績を上げている店舗もありますが、今回はあくまでも平均値のお話を
します。
注文単価について
・新規ユーザー(今まで、その店舗に対して一度も注文をしたことが無い)
→1,000円~1,300円未満
やはり日常的に使いやすい価格帯の商品は注文が入りやすいです。
また価格帯が800円を切るならば、飲食店ではなく、近隣のスーパーが競合となりますので
注意が必要です。
・リピーター(その店舗に対する注文が2回目以降)
→1,500円前後
上記のような平均値データが出ています。
2回目の注文以降は一度の注文で複数人分の注文やセットメニューの注文をする傾向もあります。
背景としては初回注文をする店舗に対しては、まずは一人で注文を行い、満足感があった際には次回、知人や友人、家族に紹介をした上で複数人分の注文を行います。
これは初めて注文するお店は美味しいか分からないという心理から、初回注文は自分1人のみで行い、
商品満足度が高ければ、次回は自分以外の人へも紹介できるお店であると判断するためです。
いきなり複数人で頼む際に届いたものが期待外れであったら、他の人からも
不満を言われてしまいますよね。
・ランチの平均単価は1,200~1,500円前後、ディナーは平均単価1,900円~2,000円前後
やはりランチタイムよりディナータイムの注文時の方が、注文単価は高い傾向があります。
したがって、ランチタイムとディナータイムでそれぞれ商品構成を変えてる店舗が見受けられます。
平均単価をまとめると、
やはり注文回数を重ねるごとにお店に対する信頼が上がり、単価が上がる傾向がありますので
いかに新規注文を獲得し、リピーターとして取り囲むかという点がフードデリバリーでも重要となってきます。