フードデリバリーで売れてる店舗って一体どうやってるの?という話②

静岡県にUberEatsが参入したと思ったら、シンガポール発のフードデリバリーであるFoodPandaが瞬く間に参入しましたね。初回配達料を無料にして各社で割引合戦を繰り広げてると見受けられます。

地方でも先行しているプラットフォーマーがいると地ならしが既にされている状態なので配達員確保もそこまで難しくありません。それゆえにUber Eatsが進出している地域を後追いで他社がサービス展開するというのは多い話です。拡大地域というのは初期費用を無料にした上で一気に店舗数の拡大を目指します。

飲食店側にとってもタブレットの無料貸し出しをしてくれる、初回登録費用も無料となれば、できるだけ売上を伸ばすために複数のプラットフォームへ加入するのは有効かと考えてます。ただプラットフォーマーは注文が成立するとされる一定数の店舗を獲得できれば、無料から有料化へと変更されるため早めの加入が必要です。

本日はテイクアウト、デリバリーを「ちょっとした付加なのか」それとも「今後メインの事業として狙うのか」で差が大きく出るという話となります。

打ち合わせをしていく中でやはり多いのが『店内飲食の既存商品でできるもの』をテイクアウトやデリバリーで商品化してしてしまうという点です。この場合は既に店舗が散乱している状態ではなかなか他店との差別化が図りにくい要因となってしまいます。

また、前回の記事でもテイクアウトやデリバリーの利用は日常用途としてあると書きましたが、店内飲食よりもテイクアウトやデリバリーは価格にシビアです。特にテイクアウトの場合はコンビニやスーパーなどとも比較されます。

だからこそ、
・商品コンセプトの設定
・どの利用シーンを想定しているか
・全国的な同じ業態、またそのエリア内の競合店舗と比較して自社商品に不足がないか
・ボリューム=量は他店に負けていないか

これらを調査する必要があります。

例えば利用シーンで
単身の男性サラリーマンと主婦層では好まれる料理メニューが全く異なりますよね。

自社の強みとそのエリア内でどのような世帯が多いのかを考慮した上で
商品設計をする必要があります。

西麻布にあるデリバリー支援先ではスーパーでは売っていない食材を用いた健康志向の
スープブランドを展開しています。
商品単価はデリバリー手数料込みで1,600~2,000円程度。
注文データを聞きましたが、やはり注文の9割は女性とのことで、全体注文における約50%が
リピーターという話を聞きました。
女性にとっては普段食べることができない野菜や海の幸などが豊富に入っている点、炭水化物を摂取しなくてもお腹一杯になれる、且つ健康的というところにおおきく魅力を感じるそうです。

西麻布という高級立地に展開している点、女性の方が男性よりも自分の志向へ投資する傾向もある点から平均単価より高くても注文が入っているのです。

あくまでも上記は一例となりますが
どの利用シーンを想定して商品を打ち出すかによって、注文結果が全く異なってきますので
テイクアウト、デリバリーで売上を伸ばす際は事前に調査をした上で掲載を進めていきたいということとなります。

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